【ネタバレ注意】漫画「虐殺ハッピーエンド」のあらすじ感想まとめ！【完結】

2巻では、真琴が妹を救うために再びタイムリープを利用します。

真琴の同級生である片桐が登場し、彼女のメンヘラ気質が物語に新たな波乱をもたらします。

真琴は片桐の要求に応じ、さらなる殺人を犯してしまいます。

東京での新たな出来事を経て、真琴は妹のために地元へ戻りますが、そこで警察の追及が待ち受けています。

片桐の暴走と真琴の葛藤が物語をより深くしています。

3巻では、真琴が妹を手術日まで守るために続けるタイムリープと殺人の旅がさらに深まります。

メンヘラ女子、片桐の暴走が止まらず、真琴の周囲の人々に危害を加えます。

特に、真琴にとって大切な人物である弥生と妹・詩織に対する片桐の敵意は、真琴を極限の選択へと追い込みます。

結果として、真琴は片桐を殺害し、自らの手をさらに汚していきます。

さらに、真琴が以前に殺害した大樹の母親、鈴原が真琴と詩織に復讐を企み、物語に新たな転機をもたらします。

そして、九十九警部が真琴の秘密、タイムリープの真実に迫ります。

真琴は九十九警部を手錠で拘束し、絶体絶命のピンチを迎えますが、タイムリープまでの残り時間を使って行動を起こします。

この巻では、真琴の覚醒とともに、物語がさらに複雑な展開を見せています。

4巻では、真琴が九十九警部からの逃走を続け、家庭環境の衝撃的な真実を知ることになります。

真琴と詩織が実の兄妹ではないこと、そして父親の詩織に対する冷酷な計画が明らかになります。

真琴は父親を殺害し、その罪を九十九警部に着せる巧妙な罠を仕掛けます。

さらに、真琴は母親への復讐を目論みますが、予期せぬ展開に直面します。

母親が入院している病院で、真琴は自分の本当の妹である加奈と出会い、母親を殺す決意に迷いが生じます。

しかし、その時、九十九警部が再び現れ、真琴のタイムリープと殺人の証人となることを宣言します。

この巻では、真琴の過去と現在が複雑に絡み合い、物語はさらに深い闇へと進んでいきます。

5巻では、真琴と加奈が九十九警部によって倉庫に閉じ込められ、タイムリープの条件を巡る実験の対象となります。

真琴は加奈を殺すことができず、絶望的な状況の中で衰弱していきます。

しかし、加奈が真琴の妹であることが判明し、二人は脱出を試みます。

一方、九十九警部は自らの仮説が正しいことを確信し、真琴の追跡を続けます。

真琴は母親を殺害しようとしますが、母親は自殺し、その日はタイムリープが起こらず日付が進みます。

物語はタイムリープの新たな条件が明らかになりつつ、真琴の苦悩と葛藤が深まる展開を見せます。

6巻では、復活した片桐が再び詩織を狙う展開から始まります。

片桐の行動を水野が未然に防ぎますが、もみ合いの末、水野は負傷し、片桐は逃走します。

この一件で、警察の水野が真琴の殺人を知り、九十九警部の推測が正しいと確信します。

一方、真琴は「キャプテン」と呼ばれる男に監禁され、タイムリープを利用されてしまいます。

この男はタイムリープを楽しむために大量殺人を計画していました。

しかし、弥生が真琴を救出し、キャプテンを倒します。

弥生と真琴はキャプテンの仲間を監禁し、日付を進めるために彼らを殺す計画を立てます。

しかし、弥生が食料を買いに出た際に片桐と遭遇し、彼女を殺してしまいます。

その後、九十九警部と水野によって弥生は逮捕され、真琴も警察に捕まります。

6巻は、真琴が九十九警部に捕まり、警察の監視下に置かれるところで終わります。

真琴がどのようにしてこの絶体絶命の状況から脱出し、詩織を救うことができるのか、物語は急展開を迎えます。

7巻では、真琴が警察署で九十九警部からの事情聴取を受ける中、詩織を救うために極限の選択を迫られます。

九十九警部の策略により、詩織が死の危機に瀕するも、真琴は時限装置を用いてタイムリープを実現し、日付を進めます。

しかし、真琴の行動は弥生の自殺という悲劇を引き起こし、彼は絶望の淵に立たされます。

真琴は「神様」に対する復讐を誓い、蛭巻村にある神社を目指して逃走します。

7巻は、真琴の苦悩と決断、そして九十九警部との対決がクライマックスに向けて展開します。

最終第8巻では、真琴の長い戦いがついに終結します。

この巻では、真琴が全ての根源である神社にたどり着き、ループの呪いを解く方法が明らかになります。

真琴は詩織の移植手術を成功させるため、そしてループから抜け出すために、究極の選択を迫られます。

ループの呪いを解く鍵は、真琴と詩織が持つおみくじに隠されていました。

真琴は詩織に殺されることで、ループを永遠に終わらせることができるという残酷な真実を知ります。

しかし、真琴は詩織に手を下させることができず、自らが死を選ぶことで呪いを解く道を選びます。

最終的に、真琴は相沢さんによって突き落とされ、彼の死によってループは終わりを迎えます。

詩織の手術は成功し、真琴の犠牲によって彼女は新たな命を得ることができました。

真琴の旅は、彼が詩織のために願った“ハッピーエンド”で幕を閉じます。

この最終巻は、愛と犠牲をテーマにした深い感動と、予測不可能な展開で読者を魅了します。

真琴の純粋な愛と彼の選択が、この物語を忘れがたいものにしています。